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世界選手権優勝者コメント vol.1

男子100M -Men's 100M
ジャスティン・ガタリン Justin GATLIN (USA、10−02‘82 185cm、80kg)

「中盤からゴールまで喚いて走った!中盤ですでに勝ったと思った。ゴールした瞬間、掲示板を見るまで2位との差はわからなかった。スタートはそれほど良くなかったが、中盤から後半の加速は世界最速だ!アサファ・パウエルと一緒に走りたかったが・・・かれが出場していれば、レースはさらに早くなっていたろう。この大会では3個の金メダルを目標にしている。昨年と今年では一味違うガタリンの走りを見せる。」

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女子100M -Women's 100M
ローリン・ウィリアムス Laulyn WILLIAMS (USA,11−09‘83、159cm、59kg)

「ポストアテネ後遺症で、勝つと思ってはいなかった。ゴールで高々と両手を上げてゴールしなかったのは、勝ったと確信がなかったから。確信したのは、ゴール後数秒経ってから。いつもならスターかフィニッシュは良いが、今日は全体的に良い走りができたので勝てた。1次予選から、徐々に走るごとに修正ができてきた。これで自信回復につながると思う。」

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男子200M -Men's 200M
ジャスティン・ガタリン Justin GATLIN (USA、10−02‘82 185cm、80kg)

「これで2個目の金メダルを獲得した、残りはひとつだ!2冠獲得で、これで史上偉大なスプリンターの仲間入りした。モリリス・グリーンはすでにピークを過ぎた選手。これからはわれわれ世代の活躍する時代がやってきた。総てのタイトル、世界新記録を狙う。パウエルが故障から回復したら、かれと競争して世界最速男の決着をつけたい。」

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女子200M -Women's 200M
アリソン・フェリックス Allyson FELIX (USA、18―11‘85,168cm、57kg)

「決勝もスタートが悪かった。まだ200mの走りを習得中。これからもスタート、カーブの走り方をマスターしなければ・・・。ボブ・カーシのコーチを受けるようになってから、600mを繰り返す練習を取り入れてきたので、昨年より脚力はついてきた。来年、大きな選手権大会がないので、100,400mのレースにも挑戦したい。世界選手権が終わっても、欧州GPで走り、日本でも2レース走るためにシーズンが長い。このため学校に2週間遅れるので気がかりです」

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男子400M -Men's 400M
ジェレミー・ウォリナー Jeremy WARINER (USA、31−01‘84、188cm、67kg)

「自分のレースをして完勝した。気温も低く、風もあった。レース中はサブ44で走った感じがしなかったが、掲示板を見て驚いた。サブ44がいつ出るか期待していたが、大事な決勝レースで出たのは幸いだ。今季の目標の自己記録更新ができた。ぼくの希望としては、遅かれ早かれ世界新記録を望んでいるが、コーチ、クライド・ハートは4〜5年後と見ているようだ。4x400mリレーはバトンさえ落さなければ勝てるだろう。」

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女子400M -Women's 400M
トニック・ウィリアムス・ダーリング Tonique W DARLING (バハマ、17−01‘76、168、58kg)

「アテネ五輪優勝、GLジャックポット優勝を分け、1年後の世界選手権で優勝した濃縮された劇的なできごと。わたしにとってもバハマの歴史的な快挙で、ゴールした瞬間、激しい感情に襲われた。今季はスロースタートで、世界選手権2週間前になって、勝利のハングリーが感じるようになってきた。家に電話を入れると“金メダルを取れ”と言われたので、これで約束が果せました。」

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男子800M -Men's 800M
ラシド・ラムジ Rashid RAMZI (バーレン、17−07‘80,175cm、58kg)

「まさか勝てるとは!!1500mで勝ったが、800mを勝つのは難しいと思っていた。しかし、選手権なので最後の100mが勝負。ぼくにチャンスがあると読んでいた。レース展開はぼくの予想どおりだった。準決勝でユリ-・ボルザコフスキーの後方から追い上げたが抜けなかった。後方から抜くのは難しいと判断。同じ作戦のユリーの裏をかいて、かれより先にスパートしたのが成功した。800mも好きだが、得意種目は1500mだ。これから800m専門にしたい。できれば五輪2種目制覇を達成したい」

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女子800M -Women's 800M
ズリア・カラタユード Zulia CALATAYUD (キュ-バ、09−11‘79、169cm、59km)

「この優勝は、なんて言葉で表現したらいいのかわかりません。五輪2回出場したが一度もメダル獲得に手が届きませんでした。これが最初の大きな大会の優勝です。これまでわたしのコーチ、ファウスティノ・フェルナンディスは、どんな状況にあっても常にわたしを信じてくれました。それに応えることができました。決勝進出の選手はみんな同等の実力者。誰が勝ってもおかしくない。今日はわたしが勝っただけです。」

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(望月次朗)

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