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女子10000m競歩、岡田3位、浅田5位

大会第3日の7月21日、女子10000m競歩で岡田久美子(立大)が45分56秒15で3位に入った。同種目で浅田千安芸(DNP西日本)は46分39秒93の自己新記録で6位だった。

岡田のレース感想。
「レース前、世界ランキングトップで優勝を期待されていたのですが、実際、競歩に強いロシア勢の動向、記録が発表されていなかったので、彼女らの実力は相当なものであることは知っていました。レース開始直後は、暑かったことも影響してみんな慎重に入りスローペースでしたが、あまりにも遅かったのでロシア選手の2人がペースアップ。あっという間にわたしを含む2位グループが大きく離されました。ロシア選手と第2グループは、ほとんど別各レース。ロシア勢はペースも落ちずに先行したので、彼女らを追うのは自滅すると考え、中盤になって一時3位争いから後退して意識的にペースダウン。でも、余裕があったので後半に余力を持って落ち着いて自分の歩きに集中できました。8000m辺で前に出て、3位確保に集中しました。ここでは記録よりメダル獲得。3位になって率直に大変うれしい!」

浅田の感想
「中盤で1度警告を受けたので気になりました。2度目の警告を受けたのが、まだ4000mもあったので意識的にペースダウン。怖くなって、安全ペースで完走しました。やはりかなりの暑さでした」

 
(10年月刊陸上競技9月号掲載)
(望月次朗)

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